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ハノーファーは痛み分け…フル出場の室屋「敵地でなんとか勝ち点1。もっと良くしていかないと」

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ハノーファーでプレーするDF室屋成

[11.6 ブンデス2部第13節 デュッセルドルフ 1-1 ハノーファー]

 DF室屋成が所属するハノーファーは6日のブンデスリーガ2部第13節でデュッセルドルフと対戦し、1-1のドロー。室屋は右サイドバックでフル出場を果たした。

 前半6分にデュッセルドルフが先制。CKからDFクリストフ・クラーラーがヘディングシュートを叩き込み、ホームで先制ゴールを奪う。前半を1-0で折り返した。後半からは一進一退の攻防に。すると、試合終了間際にはハノーファーが追いつく。MFフローレント・ムスリヤが右足シュートを放つと、そのままゴールへ。1-1のドローに終わった。

 室屋はフル出場。試合を終え、「ドイツの2部っぽい試合」と振り返る。「なんとか勝ち点1をアウェーで取れたのは良かったですけど、もっと良くしていかないといけない」と語った。

 対戦相手は10月27日のDFBポカール2回戦でも対戦しており、ハノーファーが3-0で快勝。室屋は「前の試合は相手がプレッシャーをかけなかったので、自分たちがボールを握れた。今回は逆に、どんどん向こうが前にプレスを仕掛けてきて、それでどたばたして自分たちも早めに失点。試合運びはすごく難しかったし、サイドバックとしてカウンターを受ける中で攻撃に参加しなくてはいけないところが、難しい試合展開でしたね」と前回と比較しつつ、今回の試合を分析する。

 その中でも攻守のバランスを取った。DFカーレド・ナレイをマークした室屋は「それが自分の試合中の仕事」と明かしつつ「その中で攻撃も求められるので、バランスというかポジショニングが難しかった」と本音も。「展開が早すぎて、両チームが試合中にコントロールできなくなってしまう。だから、サイドバックのポジショニングがすごく難しいときがありますね」と語った。

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