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今季のインテルは決定力不足?伊メディアが分析「治さなければならない闇がある」

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 今シーズンのインテルの戦いぶりについて、イタリアメディア『メディアセット』のブルーノ・ロンギ記者が見解を示した。

 昨シーズンのセリエA覇者インテルは今夏、シモーネ・インザーギ指揮下で再スタートを切ったが、リーグ戦12試合を終えて7勝4分1敗で3位。首位ナポリや2位ミランとは7ポイントの差が開いている。

 そんなインテルについて、ロンギ記者は「試合を決定づける能力に欠ける」と分析している。

「インテルは勝利で終えることができたはずの試合で、試合を決定づける能力が欠けていたことは明らかだ。それもほとんど毎回、上位のチームが相手だった。PKを失敗したアタランタ戦やミラン戦、それにユベントス戦もね。レアル・マドリーやラツィオとの試合も付け加えた方が良いだろう。60分間にわたって試合を支配したにも関わらず、終盤に試合を決められてしまい、苦い思いをした」

「しかし“もしも”という言葉を通じて現実に起こらなかったことにしがみつき、現実を直視しない状況が繰り返されるのであれば、選手たちの心の中に、治さなければならない闇があるということを意味する。その闇は、ミラノダービーでも姿を現し、ピッチ上で7ポイント差が不合理であるかのように見せかけた。だがその差は実際にある。(アントニオ)コンテ指揮下の“結果主義”と現在の“プレー主義”に論争を転じるのも間違っているように思う」
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