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ファン暴動でリヨンとパリFCがカップ戦追放…今季中にさらに問題起きれば来季出場資格失う可能性も

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 リヨンパリFCが、今シーズンのクープ・ドゥ・フランスから追放されることが発表された。

 17日にパリFCの本拠地シャルレッティ・スタジアムで行われたクープ・ドゥ・フランスのラウンド64で、パリFCとリヨンが対戦。しかし、1-1で迎えたハーフタイムに両チームのサポーター間でトラブルが発生した。サポーター同士による乱闘が勃発し、照明弾や花火が打ち上げられ、ファンがピッチに乱入したりと収拾のつかない状況に。後半に向けて準備していた両チームの選手たちはドレッシングルームに戻り、試合は再開できないまま中断された。

 そして27日、フランスサッカー連盟は両クラブへの処分を発表。パリFC、リヨンともに大会から追放され、それぞれ1万ユーロ(約130万円)、5万2000ユーロ(約677万円)の罰金が科されることが決まった。

 さらに、今シーズンはファンによる問題の絶えないリヨンは、シーズン中に再び同様にインシデントが起きれば来シーズンのカップ戦出場を取り消されると警告も受けている。また、サポーターのアウェイへの遠征も禁止される。

 なお、ラウンド32でパリFCとリヨンの勝者と対戦する予定だったニースは、不戦勝としてラウンド16にコマを進めることも決まった。

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