beacon

原口元気を“前半戦ベストプレーヤー”に選ぶ理由…ウニオンOB「彼は泥臭い仕事もこなす」

このエントリーをはてなブックマークに追加

クラブOBからの高評価を得たMF原口元気

 ウニオン・ベルリンOBのオーラフ・ザイエル氏にとって、今季のパフォーマンスで最も印象的だった選手は日本代表MF原口元気のようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 ブンデスリーガ7位で前半戦を折り返したウニオンでは、攻撃の中心的存在の元ドイツ代表FWマックス・クルーゼや今季公式戦で14ゴールとブレイク中のFWタイウォ・アウォニイが話題に上がることが多くなっている。だが、『ビルト』の取材で2人を「力強い」と評したザイエル氏だが、個人的に誰を“前半戦ベストプレーヤー”に選ぶかと問われると、夏に加入した原口の名前を口にした。

 東ドイツ時代のウニオンでキャプテンを務めた現在63歳のOBは、背番号24についてこのように話している。

「スタジアムで何度か彼を見てきた。上手くチームにフィットしているね。フットボールの面でものすごく高いクオリティを持っていると思うし、中盤の主力選手だ。彼はフットボーラーが必要とするたくさんの要素を持ち合わせている。スタンドだけのためにプレーするのではなく、戦うこともできる。それに彼は泥臭い仕事もこなす」

 原口は新加入ながらウニオンが今季臨んだ公式戦27試合中26試合に出場し、ブンデスリーガでは4アシストを記録。ザイエル氏はそんな同選手の献身性が気に入っているようだ。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP