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ブッフォンとのライバル関係を元イタリア代表GKトルドが告白「リスペクトはあったが友情はなかった」

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元イタリア代表GKのフランチェスコ・トルド氏

 元イタリア代表GKのフランチェスコ・トルド氏がイタリアの地方紙『コリエレ・デル・ベネト』のインタビューに応じ、かつてライバルだったGKジャンルイジ・ブッフォンなどについて語った。

 現役時代にフィオレンティーナやインテルなどで活躍し、2009-10シーズンにはジョゼ・モウリーニョの下でトリプレーテ(国内リーグ&カップ戦とチャンピオンズリーグの3冠)に輝いたトルド氏。1995年にデビューを飾ったイタリア代表では、6歳年下のブッフォンとライバル関係にあった。

 元インテルGKは、当時をこう振り返っている。

「2人もGKとして最高潮だった。代表ではものすごいライバル意識があったが、常にお互いをリスペクトしていた。それでも深い友情はなく、一緒に笑ったり冗談を言い合ったりすることはなかった。練習が終わればそれぞれ自分の部屋に戻っていく感じだった」

 一方、ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏やインテルで同僚だったクリスティアン・ビエリ氏とは、良好な関係を築いていたと語った。

「私が知り合った中で、トッティはビエリと並んで最高に面白い選手だった。現在でも連絡を取り合っている。当時、違いを作り出していた同世代の選手たちが集まって仲間になった。本当にお互いを大切にしていた」

 さらにトルド氏は、インテル時代のチームメートで元ブラジル代表のマイコンにも言及。「変わった選手は山ほどいたが、マイコンほど変わった選手は見たことがない」と明かした。

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