あふれる涙を抑えきれなかった。リバプールMFチアゴ・アルカンタラはキックオフ前にベンチで涙した。英『サン』が伝えている。

　27日に行われたカラバオ杯決勝。チェルシーと対戦したリバプールは0-0のまま迎えたPK戦を11-10で制し、10季ぶりの優勝を飾った。

　その試合のキックオフ前、ベンチに座るチアゴが頭を抱えて涙を流している場面が確認されている。『サン』によると、先発予定だったチアゴはウォームアップ中に負傷してしまったようで、代わりにMFナビ・ケイタがピッチに立つことになった。

　タイトルが懸かった大一番。スターティングメンバーに名を連ねていただけに、チアゴも悲しみを隠せなかったようだ。涙するチアゴに寄りそうように慰めていたのがGKアリソン・ベッカー。肩に手を回し、励ますように言葉を掛け続けていた。

　なお、チームがタイトルを獲得し、ロッカールームで歓喜を爆発させた集合写真では、チアゴも満面の笑みを浮かべている。

Thiago Alcântara in tears after suffering an injury in the warm-up for Liverpool pic.twitter.com/eNEylkX2r1

— Football Daily (@footballdaily) February 27, 2022

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