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ラツィオがリバプールの27歳南野拓実の獲得に関心か…新たな候補に浮上と伊紙が報道

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FW南野拓実のセリエA行きが浮上

 ラツィオリバプールに所属する日本代表FW南野拓実の獲得に関心を示していると、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が19日、報じている。

 ラツィオは今シーズン、マウリツィオ・サッリ指揮下でスタートを切ると、最終節を残して18勝9分10敗で63ポイントを獲得して5位。すでに来シーズンのヨーロッパリーグ出場も決めている。そんな中、ラツィオの首脳陣は、新シーズンへ向けた準備を進めている。

 ラツィオのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)は現在、攻撃陣の補強を検討。レンヌにおいて、ウィンガーとして起用されている28歳のMFバンジャマン・ブリジョーへ乗り出している。だがここへ来て、リバプールに所属する27歳の日本代表FW南野が新たな候補として浮上したことが報じられた。

 南野は今シーズン、プレミアリーグで2位につけるリバプールで公式戦24試合に出場10ゴール1アシストを記録。FAカップやカラバオカップのタイトル獲得にも貢献してきた。リーグ戦での先発はわずか1試合だが、イタリア紙は指揮官ユルゲン・クロップの発言を引用。「ミナミノが11人の先発メンバーから外れるたびに、私は罪を犯している」との言葉通り、リバプールと2024年までの契約を結ぶ日本代表FWが優れたFWであることを紹介した。

 なおラツィオは、来シーズンからはミズノが公式サプライヤーとなることを発表。また中国系カナダ人のジャオ・チャンポン(CZ)氏が代表を務めるバイナンスとパートナーシップを結んでおり、イタリア紙は、「アジアにおいて新たなマーケティングの舞台を開拓する可能性がある」と指摘している。

 過去には元日本代表MF本田圭佑の獲得に乗り出したことがあるラツィオ。今夏は南野のほか、ミランのブラジル人FWジュニオール・メッシアスにも関心を示しているとみられるが、果たしてリバプールFWの獲得は実現するのか、今後の動向は注目されるところだ。

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