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ミラン優勝と葉巻を味わうイブラヒモビッチ、40歳FWは自身の去就にも言及

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FWズラタン・イブラヒモビッチが葉巻を味わう

[5.22 セリエA第38節 サッスオーロ 0-3 ミラン]

 ミランのセリエA優勝セレモニーで葉巻を片手に喜びに浸ったFWズラタン・イブラヒモビッチ。試合後には自身の去就にも触れた。伊『スカイ』が伝えている。

 19年末に約7年半ぶりの古巣帰還を果たし、ミランに11年ぶりのリーグ優勝をもたらしたイブラヒモビッチ。今季は怪我にも苦しんだが、それでも後半28分に途中出場し、ゴールネットを揺らすが、惜しくも味方選手がオフサイドの位置にいて得点とはならなかった。

 40歳は今季を振り返り、「この6か月は肉体的にも、そのほかの問題でも、あまりに苦しめられた」と語る。しかし、チームへの献身性を欠かすことはなかった。「あらゆる方法で、あの手この手でチームを助けたかった。その手を止めることが怖かったんだ。だが、やれるところまでやるしかなかった」。苦しみ抜いた末の戴冠となった。

 イブラヒモビッチは11年前の優勝も自らの手で掴んだ。今回の優勝と比べ、「大きな違いがある」と口にしている。

「すべてが違っていた。11年のときは、すべてを勝ち取ったチャンピオンたちがいた。ピッチで上手くできなくても、別のチャンピオンがそれを補っていた。だが、いまのチームは若い。ほかのチームで上手くいかなかった選手もいた」

「彼らにはまずミランとは何かを理解させた。そして、結果を出すことも。今回の優勝には大きな満足感があるよ。まったく別のストーリーだった」

 先月末に亡くなった代理人ミノ・ライオラ氏にも思いを馳せ、「彼ならあと10年プレーして金を稼げと言うだろうな」と振り返る。イブラヒモビッチは10月3日で41歳に。自身の今後については「この数日で、私の将来について知ることになるだろう」とほのめかした。

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