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一時代の終焉…イタリア代表に別れを告げたキエッリーニ「誇りをもって引退する。私は貴重なものを残せたと思う」

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イタリア代表のDFジョルジョ・キエッリーニ

 ジョルジョ・キエッリーニイタリア代表に別れを告げ、感慨に浸っている。UEFA公式サイトが伝えた。

 イタリアは1日、アルゼンチン代表と対戦。「FINALISSIMA(フィナリッシマ)」としてタイトルを懸けた一戦となったが、キエッリーニが先発したイタリアは序盤から圧倒されて失点。チームは0-3と完敗を喫し、キエッリーニの代表引退試合を錦で飾ることはできなかった。

 キエッリーニは試合後、「彼らは僕らとは全く違う状態だった。両チームの間には大きな差があった」と認めている。

「申し訳ないが、これもゲームの一部だ。去年、信じられないような喜びを与えてくれたこのスタジアムで、僕は誇りをもって引退するんだ。私は、選手たちに貴重なものを残せたと思うし、そう願っている。再スタートは簡単ではないだろう。しかし、彼らには素晴らしいクオリティーがあり、今後数年間は高いレベルで戦えると確信している」

 カタール・ワールドカップ出場を逃したイタリアの今後について問われ、キエッリーニは「若者は頭を下げて働き、今失っている熱意を取り戻さなければならない。熱意があれば、エネルギーを無駄にせず、頭をクリアに保つことができる。それが一番難しいところ。できるだけ早くそれを見つけなければならない」とエールを送った。
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