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マクロン仏大統領がパリSG残留決めたムバッペへ助言したことを明かす「大統領としての責任だと感じた」

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パリSGのFWキリアン・ムバッペ

 フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、パリSGのFWキリアン・ムバッペとの逸話を明かした。

 2017年からプレーするパリSGで大活躍を続けるムバッペ。しかし、今夏に満了を迎える契約がなかなか更新されず、レアル・マドリー行きの可能性が高まっていた中、5月末に3年間の契約延長を結んだことが発表され、2025年まで母国でプレーを続けることが決まった。

 決断まで長期間を要した中、ムバッペのパリSG残留をマクロン大統領が直々に説得したことも『GOAL』の取材で判明。そんな同大統領は、5日のプレスカンファレンスで同選手の引き留めをするに至った経緯などについて明らかにした。

「キリアン・ムバッペが将来に関する最終的な決断を下す前に、私が彼と個人的に話をしたことは事実だ。完全に非公式な方法で彼にフランスに留まるようにアドバイスをしただけだ。大統領として、この国を守るためにそれが私の責任だと強く感じていた」

「私はいかなる移籍にも干渉したことはない。国民と同様にスポーツ面に関して、私はいつだって良い試合を見たいし、チームを応援したい。特に私の場合、オリンピック・デ・マルセイユをね」

 また、マクロン大統領は5月28日にサンドニで行われたチャンピオンズリーグ決勝のキックオフ前に起きた大混乱についてもコメントしている。

「チケットを所有するにもかかわらず、席に着くことができなかったすべての人に同情する。それらの人々はできる限り早期に何かしらの埋め合わせを受けるべきだ。そして、私は最大限の透明性を求めている。政府に当時の状況や責任所在を明らかにし、詳細まですべてをフランス、イギリス、スペインに説明することを求めている」

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