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「欧州最高級の才能」バイエルンがオランダ代表MFグラフェンベルフの獲得を発表「考える必要はなかった」

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アヤックスに所属するオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ

 バイエルンは13日、アヤックスからオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフを獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月までの5年となっている。

 アヤックスユースで育ったグラフェンベルフは、2018年に16歳でトップチームデビューし、同クラブの最年少出場記録を更新。2020-21シーズンからレギュラーとしてプレーし、今シーズンはセントラルMFのポジションを中心に公式戦42試合に出場した。

 今年5月に20歳となったグラフェンベルフはオランダ国内でもその才能が高く評価され続け、各世代の代表チームで主力を担ってきた。昨年5月には19歳でA代表デビューを果たしている。

 バイエルンの強化担当を務めるハサン・サリハミジッチ氏も「欧州最高級の才能」と絶賛するグラフェンベルフに関しては様々なビッグクラブからの関心が伝えられていたが、ドイツの絶対王者が手中に。推定移籍金はボーナス込みの2500万ユーロ(約35億円)程度とみられている。

 ドイツ王者への加入が決定したグラフェンベルフは「バイエルンからの誘いがあった時、考える必要はなかったね。世界最大のクラブの一つで、世界中の選手がここでプレーしたいと思うクラブだ。多くのタイトルを獲得するためにここに来たし、それをやっているクラブだ。チャンピオンズリーグ制覇を含め、このクラブでは何でも可能だ。結束力が強いところも好きだ」と、移籍を喜んだ。

 バイエルンは今季、ブンデスリーガで史上初の10連覇を達成。今夏すでにアヤックスからモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィをフリーで引き入れており、グラフェンベルフは2人目の補強となった。

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