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ナポリ、クリバリ流出に備えて25歳の韓国代表DFキム・ミンジェの獲得を検討か

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DFキム・ミンジェ(写真右)

 ナポリがセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの流出に備え、フェネルバフチェに所属する25歳の韓国代表DFキム・ミンジェの獲得を検討していると、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が12日、伝えている。

 今夏、ナポリから提示された年俸600万ユーロ(約8.2億円)の5年契約の延長オファーを拒否したことが明らかになったクリバリ。ナポリは移籍金4000万ユーロ(約55億円)以上のオファーが届いた場合に限り、守備陣の主柱をイタリア国外のクラブへ放出すると見られている。

 そんな中、ユベントスDFマタイス・デ・リフトの争奪戦でバイエルンに遅れを取るチェルシーがクリバリの代理人に対し、移籍金4000万ユーロを投資する準備を整えたことを伝え、ナポリDFの確保へと動き始めた。さらにバルセロナやマンチェスター・シティもセネガル人DFの動向を追うほか、PSG(パリ・サンジェルマン)もインテルDFミラン・シュクリニアルの獲得に失敗した場合、ターゲットをクリバリへとシフトする可能性がある。

 そんな背景から、ナポリのクリスティアーノ・ジュントリSD(スポーツディレクター)はセネガル代表DFの代役の選定を進める。その1人がフィオレンティーナに所属する24歳のセルビア代表DFニコラ・ミレンコヴィッチ。ただフィオレンティーナの逸材を巡っては、ユヴェントスやインテルも争奪戦でナポリをリードする。さらにナポリSDは、昨シーズンからフェネルバフチェでプレーする“韓国代表の巨人”キム・ミンジェを高く評価している。ナポリは今年1月から25歳DFに熱視線を送っており、補強の有力候補とみられる。

 ナポリはこのほか、レンタル期間を終えてマンチェスター・ユナイテッドへ復帰したDFアクセル・ツアンゼベの後釜として、半年間ジェノアでプレーしたブライトンのDFレオ・ウスティゴールの獲得に迫る。

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