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英BBCが大失態の放送事故…プレミアリーグ選手のレイプ容疑ニュースで選手の映像が流れる

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 英『BBC』は13日の放送内容に不適切な部分があったとして謝罪している。イングランド・プレミアリーグでプレーするフットボール選手がレイプ容疑で逮捕されたニュース内で、まったく事件と無関係のラヒーム・スターリングの映像が誤って映し出されていた。14日、英『ザ・サン』が伝えた。

 今月4日、プレミアリーグでプレーする選手がレイプ容疑で逮捕された。メトロポリタン警察によると、事件は6月に起きており、29歳の男によるものだという。その該当選手は国際的な知名度もあり、11月に開幕するカタールW杯に出場する可能性もあるというが、法的な理由でその名前は伏せられていた。

 名前が明らかになれば、その選手へのバッシングは相当なものになる。しかし、英『BBC』はその矛先を大失態でまったく無関係の選手に向けてしまった。

 13日の放送では、スターリングのマンチェスター・シティからチェルシーへの移籍に関するニュースが大きく伝えられた。その内容を伝え終えた司会のマイク・ブッシェル氏は、そのままレイプ容疑に関するニュースへ。だが、ブッシェル氏の後方にあるモニターには大きくスターリングの画像が映し出されたままだったという。

 その場面だけを観れば、スターリングがレイプ事件に関わっているようにも見えてしまう構図。しばらくすると、プロデューサーが急いで内容をストップ。スターリングが映ったモニターにはBBCスポーツのタイトルカードが差し込まれた。

 ブッシェル氏は即座に弁明。「われわれは容疑者のチームも選手も知りません。技術的なミスにより、レイプ疑惑のニュースで間違った画像が掲載されました。まったく関係のない別の選手の写真です。お詫び申し上げます」と謝罪を伝えたという。

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