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南野拓実、古巣リバプールと恩師クロップに「最高のクラブとの信頼関係は共通だと思っている」

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FW南野拓実(左)とユルゲン・クロップ監督

 今夏モナコに加入した日本代表FW南野拓実は、リバプール時代の恩師であるユルゲン・クロップ監督について語った。

 2020年冬にザルツブルクからリバプールに加入した南野。しかし、前年のUEFAチャンピオンズリーグ覇者の中で出場機会には恵まれず、半年間のレンタルも経験。復帰した昨シーズンは公式戦10ゴールをマークする活躍を見せたが、今夏の移籍市場でモナコに活躍の場を移すことが決まった。

 移籍決定の際、日頃から南野に賛辞を送ってきたクロップ監督は「驚異的なプロフェッショナルで、スーパーだ。才能に溢れ、人間としても素晴らしかった。温かさに満ちており、誰もをポジティブにする。彼のような選手がいるのは、まさに監督にとっての夢だった」と惜別の言葉を送った。

 さらに、アジア遠征中の会見では「タキは我々のために信じられない程に良くやってくれたし、私は彼をぜひとも引き留めたかった。しかし、もっと頻繁にプレーする機会を求めたことは100%理解できる。彼の考えからすれば100%正しいことだ」と移籍に理解を示す言葉を残した。

 元恩師からの言葉について、20日の会見で問われた南野は「ユルゲン・クロップと過ごした時間は僕にとって忘れられないものになります」と話し、思いを続けた。

「リバプールでは多くのプレー時間はありませんでした。でも僕を信頼してくれましたし、ピッチに立った時は彼に恩返しして、できることを示そうとしました。彼だけではなく、チームメイトやリバプールという最高のクラブとのこの信頼関係は共通のものだと信じています」

 リバプールではなかなかプレー機会に恵まれなかった南野だが、コンディション面での不安がないことも強調している。

「とても良い調子です、ポルトガルのラゴスでのキャンプからチームに合流しました。コンディションを完璧にするためにシーズン開幕までにテストマッチがありますし、トレーニングセッションもあります。リーグ戦の開幕に向けて100%の状態に仕上げます」

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