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パリSGは浦和戦前日練習でメッシ、ネイマールら25名全員集合! 開始前から黙々と調整に励んでいた選手は?

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初戦で1得点を挙げたFWリオネル・メッシ ※写真は川崎F戦のもの

 ジャパンツアー中のパリSGは22日、都内で試合前日トレーニングを行った。23日には埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦する。

 練習は午後7時からスタート。しかし、開始15分前からMFレアンドロ・パレデスだけがウォーミングアップに励んでいた。パレデスは20日の川崎フロンターレ戦(○2-1)でメンバー外。試合後にはクリストフ・ガルティエ新監督が筋肉系の故障があったことを明かしており、「ツアーの最後までには回復させたい」とコメント。練習開始前からコンディションを上げる気概を見せていた。

 午後7時になると、メンバー25名全員が集合して練習スタート。報道陣には冒頭15分のみが公開された。前回の練習時に痛みを訴え、川崎F戦でメンバー外だったMFマルコ・ベッラッティもその姿を見せていた。

 開始からGKジャンルイジ・ドンナルンマ、GKケイラー・ナバスらGK組4名とフィールドプレーヤー組21名が分かれてウォーミングアップ。FP組は間隔を空けて円陣を組み、円周上で追いかけあう鬼ごっこで体を動かす。DFセルヒオ・ラモスの動きを遠くからベッラッティがいじり、笑い声が起きる場面も。逆に、ルールを把握していなかったベッラッティへの突っ込みも入り、チームは和やかなムードに包まれた。

 スピードで違いを見せつけたのは35歳のメッシ。鬼になったDFプレスネル・キンペンベに追いかけられるところでも、圧倒的な俊敏性でかわし切る。鋭いクイックネスでマークを振り切ってみせた。

 初戦の川崎F戦では、メッシ、FWキリアン・ムバッペ、FWネイマール、S・ラモス、DFマルキーニョス、ドンナルンマといった豪華メンバーが全員先発入り。第2戦のメンバーについて、ガルティエ監督は川崎F戦の試合後に「K・ナバスは2試合目からスタメンに入れ、かなりの時間をプレーさせる」と語ったのみだった。だが、冒頭15分のみの練習でもメンバー全員のキレは健在。メッシ、ムバッペ、ネイマールを含む誰が先発しても問題ない雰囲気を漂わせていた。

以下、来日メンバー25名
1 GKケイラー・ナバス
2 DFアクラフ・ハキミ
3 DFプレスネル・キンペンベ
4 DFセルヒオ・ラモス
5 DFマルキーニョス
6 MFマルコ・ベッラッティ
7 FWキリアン・ムバッペ
8 MFレアンドロ・パレデス
9 FWマウロ・イカルディ
10 FWネイマール
14 DFフアン・ベルナト
15 MFダニーロ・ペレイラ
16 GKセルヒオ・リコ
17 MFビティーニャ
19 MFパブロ・サラビア
22 DFアブドゥ・ディアロ
24 DFティロ・ケーラー
25 DFヌーノ・メンデス
27 MFイドリッサ・ゲイェ
28 MFエリック・エビンベ
29 FWアルノー・カリムエンド・ムインガ
30 FWリオネル・メッシ
33 MFウォーレン・ゼーレ・エメリ
90 GKアレクサンドル・ルトゥリエ
99 GKジャンルイジ・ドンナルンマ

(取材・文 石川祐介)
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