元セルティックのピエール・ファン・ホーイドンク氏は、FW古橋亨梧とFWギオルゴス・ギアクマキスが一緒にピッチに立つことを望んだ。

　昨夏に加入したセルティックで公式戦20ゴールを挙げる大活躍を残した古橋。今季も開幕から2試合連続で先発出場して1ゴールを記録する。一方、同じく昨夏に加入したギアクマキスは、日本代表FWが離脱する間、リーグ戦で2度のハットトリックをマークしたりと公式戦17ゴールを記録して存在感を示したが、今季はここまで途中出場が続く。

　2人合わせて昨季に公式戦37ゴールを挙げた古橋とギアクマキスだが、ここまで同時に起用されたことは数えるほど。今季はロス・カウンティ戦の後半に10分強ほど一緒にピッチに立っただけだった。

　そんな中、セルティックでプレーした元オランダ代表FWファン・ホーイドンク氏はイギリス『スコティッシュ・サン』で古橋とギアクマキスの同時起用について「複数の良い攻撃選手がいる時、できる限り彼らを同時にピッチに立たたせようといつも考えている」と話し、持論を展開した。

「良い選手はいつだって混じり合うことができるし、彼らは一緒にプレーすることを楽しんでいる。私自身がそうだったようにストライカーとして、私はトップの攻撃選手と一緒にプレーするのが好きだった」

「セルティックはとても多くのチャンスを作り出しており、ピッチ上に最高のフィニッシャーがいてほしいはずだ。他の選手が継続的にスコアシートに名前を載せることを祈ることもできるが、キョウゴやギアクマキスといった選手たちのようにいつもそうできるわけではない」

「良いストライカーがゴールを決めるのは、決して幸運だからではない。彼らにもっとチャンスを与えれば、彼らはそのチャンスを活かすはずだ。キョウゴとギアクマキスをこの12か月間見てきたから、彼らが同じチームで一緒に良いプレーができるということに何の疑いもない」

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