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最後に命拾い…ブスケツ退場のバルセロナ、新戦力レバンドフスキら不発でラージョとスコアレスドロー

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終盤に退場したMFセルヒオ・ブスケツ

[8.13 ラ・リーガ第1節 バルセロナ 0-0 ラージョ]

 バルセロナは13日、ラ・リーガ第1節で本拠地カンプ・ノウにラージョを迎え、0-0の引き分けに終わった。

 4年ぶりのリーグタイトル奪還に向け、今夏に大型補強を敢行したバルセロナ。新戦力では前線にFWロベルト・レバンドフスキとFWラフィーニャ、最終ラインにDFアンドレアス・クリステンセンがスタメン起用された。

 バルセロナにとってラージョは、昨季リーグ戦で唯一シーズンダブルを喫した相手。立ち上がりからボールを握って押し込みながらも、ゴールが遠い展開が続く。そのまま時間が経過し、後半15分にMFセルジ・ロベルト、MFフレンキー・デ・ヨング、FWアンス・ファティを同時に投入する。

 後半20分には素早い攻撃への切り替えから中央のMFペドリが右サイドへパス。受けたFWウスマン・デンベレがペナルティエリア内中央につなぎ、フリーのファティが右足で合わせるが、GKストーレ・ディミトリエフスキのファインセーブで先制とはならない。

 その後、後半27分に新加入MFフランク・ケシエをピッチへ送り出す。同37分にはデ・ヨングの高い位置でのボール奪取からペナルティエリア内右のレバンドフスキがボールを受け、左足で強烈なシュート。しかし、わずかに枠の左へ外れた。

 その絶好機の直後には5人目の交代カードとしてFWピエール・エメリク・オーバメヤンが登場。8分と表示されたアディショナルタイムでゴールを狙う中、キャプテンのMFセルヒオ・ブスケツがFWラダメル・ファルカオへの守備でイエローカードを提示され、この日2枚目で退場してしまう。

 すると後半アディショナルタイム5分、ラージョMFサルビ・サンチェスのボレーがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに弾かれたところにファルカオが詰め、右足で蹴り込む。だが、判定はオフサイド。10人のバルセロナは最後に冷や汗をかきながら勝ち点1を手にした。

 バルセロナの次節は21日に開催され、敵地でMF久保建英の所属するソシエダと対決。ラージョは19日にエスパニョールのホームに乗り込む。

●ラ・リーガ2022-23特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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