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板倉&エルベディのCBコンビにボルシアMG監督「うちにいることを非常にうれしく思う」

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コンビを組むDF板倉滉とDFニコ・エルベディ(30番)

 ボルシアMGダニエル・ファルケ監督はDF板倉滉とDFニコ・エルベディのセンターバック・コンビへ厚い信頼を寄せているようだ。バイエルン戦に向けた記者会見で2人について「うちにいることを非常にうれしく思う」と語った。

 ボルシアMGは現地時間27日に行われるブンデスリーガ第4節でバイエルンとアウェーで対戦。昨季のDFBポカールでの5-0などを含め、近年勝ち越している対戦カードとなるも、ファルケ監督は「それによりさらに集中力を高めてくることも考えられる」と指摘しつつ「おそらく現時点では最も調子の良いチームだ。彼らにはトップ級のチーム、トップ級の監督がいる」と警戒心を示した。

 一方で「非現実的なものをやり遂げに行きたい」とも強調する同監督に向けて、現地メディアの取材陣は板倉・エルベディのセンターバック・コンビについて質問。「(ロベルト)レバンドフスキが去ったバイエルンだが、エルベディとイタクラと言った空中戦に特化したセンターバックではなく、とても機敏な動きを見せる2人がいることをうれしく思うか」と問われた指揮官はこのように返した。

「我々はこれまでの守備パフォーマンスに本当に満足しているよ。コウとニコについては特にそうだ。スカッドのほかのセンターバックたちからも練習で素晴らしい印象を受けているとも言わなければいけない。マービン・フリードリヒはプレシーズンで最高コンディションだったが、残念ながら最後のいくつかのテストマッチでは欠場を強いられた。ヨルダン・バイヤーは100%の状態に戻りつつある。センターバックに限らずサイドバックやセントラルMFでもプレーできるトニー・ヤンチュケも素晴らしいものを見せてくれている。なので競争環境が良いこのポジションでの状況にはとりわけ満足しているよ」

「私が考える理想のセンターバックはすべてができなければいけない。空中戦をすべて制して、デュエルにもすべて勝ち、走ってボールを奪い、プレーのビルドアップのために優れた技術を持ち合わせながら十分なスピードも備えていなければいけない。私はそのクオリティのすべてを好んでいるんだ」

「ニコもコウも最近の試合で相手のクロスをヘディングでとても上手く処理してくれたことをうれしく思う。ただ、それが彼らの唯一のクオリティで、ターンもできなく、走りもできなかったら問題を抱えてしまうことになる。幸い彼らはそのほかのクオリティも持ち合わせており、コウとニコがうちにいることを非常にうれしく思っているよ」

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