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板倉滉の買い取り失敗を悔やみ続けるシャルケコーチ「あの瞬間が一番つらかった。彼がどれほど残念に思っていたか…」

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DF板倉滉

 シャルケのマイク・ビュスケンスアシスタントコーチは今も板倉滉獲得に至らなかったことを悔やんでいるようだ。ドイツ『ブラウエン・ブリーフ』が伝えた。

 板倉は昨季マンチェスター・シティからシャルケへ1年レンタルで加入。すぐにレギュラーに定着すると、主力としてブンデスリーガ昇格に大きく貢献していた。しかし、シャルケ幹部はおよそ600万ユーロ(約8億5000万円)の買い取りオプション行使に至らず、ボルシMGへの移籍が決定していた。

 ビュスケンスは板倉のシャルケ退団が決まった瞬間について回顧し、「あの瞬間が一番つらかった」と明かしている。

「日本代表として横浜で試合をしているときに、『退団する』と電話があったときが、一番悲しかった。すでに知っていた。でも、移籍しなければならないことを、彼がどんなに残念に思っていたか…」

「獲得できなくなったことは、まだ乗り越えられていない。悔しい。毎日ね」

 さらに、「退団はもっと先だとも思っていた。『今はテレビのギャラも多いし、スポンサー収入も多く見込めるかもしれない』と計算していたんだ」とし、最後まで完全移籍を諦めていなかったことも説明している。

 現在は負傷中の板倉だが、ボルシアMG では開幕からリーグ戦5試合に先発出場していた。

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