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マクデブルクの伊藤達哉を地元紙が絶賛「2部には彼ほどのセンスでボールを扱う選手はほとんどいない」

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MF伊藤達哉

 ブンデスリーガ2部マクデブルクでプレーするMF伊藤達哉は “残留へのカギを握る存在”になり得るのだろうか。地元紙『Volksstimme』が、これまでのパフォーマンスを高く評価した。

 現在25歳の伊藤は今年1月に出場機会を求め、期限付きでベルギーのシントトロイデンから当時ドイツ3部のマクデブルクへ移籍。ハンブルガーSV時代の恩師・クリスティアン・ティッツ監督が指揮を執るチームの昇格に貢献し、来夏までのレンタル延長が決まった。

 そんな伊藤だが、今シーズンこれまで10試合と公式戦すべてに出場(先発出場は4試合)もゴールはまだ記録しておらず、アシストもまだ「1」。2勝1分け6敗の成績で2部の最下位に沈み、早くも残留を争う状況となっているマクデブルクだが、それでも地元紙の伊藤への期待は大きいようだ。次のように伝えている。

「イトウはピッチに立てば、期待に応える。2部にはこの日本人ほどのセンスでボールを扱う選手はほとんどいない。2部のベストに追いつくために必要なものは少ない。左ウインガーが改善しなければいけないのはフィニッシュと時折思い切ってシュートを放つ勇気だけ。タツヤ・イトウがピッチに立つと、相手に混乱が生じる。モリッツ・ブロニ・クァルテングとの連携は最高。2部残留のため、不可欠な存在になり得る」

 なお主に右ウイングでプレーするそのクァルテングは今季4ゴール3アシストをマーク。第8節グロイター・フュルト戦では伊藤のアシストから決勝弾となるチーム2点目を挙げている。

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