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決めたのはサラー!! リバプール、アンフィールドでマンC撃破…昨季王者は今季初黒星

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決勝点を奪ったリバプールFWモハメド・サラー

[10.16 プレミアリーグ第11節 リバプール 1-0 マンチェスター・C]

 プレミアリーグは16日、第11節を開催し、昨季王者のマンチェスター・シティと2位のリバプールによるビッグマッチが行われた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半31分にFWモハメド・サラーの得点で先制したリバプールが1-0の完封勝利を収めた。

 前節終了時点で2勝4分2敗の勝ち点10で10位と出遅れたリバプールが、7勝2分の勝ち点23で2位と好位置につけるマンチェスター・Cをホーム・アンフィールドに迎えた。

 アウェーのマンチェスター・Cが徐々にボール保持率を高めて試合を進める。リーグ戦7試合連続得点中で、すでに15得点を挙げるFWアーリング・ハーランドらがゴールに迫ろうとするが、リバプール守備陣が粘り強く対応して簡単には好機を創出させない。

 なかなかフィニッシュまで持ち込めなかったリバプールだが、前半途中からはボールを保持する時間が長くなり、敵陣深くでのプレー回数を増やしていく。しかし、マンチェスター・C守備陣の集中力も高く、ともに得点が生まれないまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 0-0のまま後半を迎えると、同8分にMFケビン・デ・ブライネの鋭いスルーパスからハーランドがPA内に侵入。GKアリソン・ベッカーに突破は阻まれるも、こぼれ球にいち早く反応したMFフィル・フォーデンが左足で蹴り込んだ。しかし、VARが介入した結果、組み立ての段階でハーランドにファウルがあったとしてゴールは取り消された。

 後半11分にはリバプール。右サイドからサラーが送ったクロスにフリーでFWディオゴ・ジョタが飛び込んだものの、ヘディングシュートはゴール左に外れてしまう。同19分にはマンチェスター・Cがゴールに迫り、MFイルカイ・ギュンドアンのパスからハーランドが左足で狙うも、シュートはアリソンに右手1本でストップされてしまった。

 後半27分にはリバプールベンチが動き、FWダルウィン・ヌニェス、MFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビオ・カルバーリョを投入。3枚替えで状況を打開しようと試みる。

 すると後半31分、ついに試合が動く。マンチェスター・CのFKをキャッチしたアリソンが、すぐさま前線にゴールキックを蹴り出す。反応したサラーがDFジョアン・カンセロと入れ替わって完全に抜け出すと、GKエデルソン・モラエスとの1対1を制し、左足のシュートでネットを揺らしてリバプールが先制に成功した。

 その後、リバプールに追加点こそ生まれなかったものの、マンチェスター・Cの反撃を体を張った守備でしのぎ切り、1-0の完封勝利を収めた。敗れたマンチェスター・Cは今季初黒星を喫することとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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