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左肩脱臼の久保建英が3試合ぶりベンチ入り…序盤で10人のソシエダはバレンシアとドロー

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ソシエダが連敗ストップ

[11.6 ラ・リーガ第13節 ソシエダ 1-1 バレンシア]

 日本代表MF久保建英が6日、ラ・リーガ第13節のバレンシア戦で公式戦3試合ぶりにベンチ入りした。前半途中に味方選手が一発退場処分を下されたため、出番はなかったが、カタールW杯前に戦線復帰を果たした。

 久保は10月27日に行われたUEFAヨーロッパリーグのオモニア・ニコシア戦で相手をドリブルで抜き去ろうとした際、左腕が相手選手と絡まる形となって左肩を脱臼。そのままプレーを続けていたが、ハーフタイムに途中交代となった。その後はリーガ前節のベティス戦、EL前節のマンチェスター・ユナイテッド戦を欠場。この日がベンチ入り復帰戦となった。

 そんなソシエダは前半10分、左サイドでMFアシエル・イジャラメンディが足を滑らせたDFティエリ・コレイアからボールを奪い、エリア内にクロスボールを送ると、戻りながらの対応となったMFウーゴ・ギジャモンのクリアミスを誘発。そのままゴールに入ってオウンゴールで先制に成功した。

 ところが前半13分、ソシエダはボールをコントロールしていたDFアリツ・エルストンドがMFサムエウ・リーノの足を踏んでしまい、最初はイエローカードが出されたが、VARの介入によりレッドカードに変更。早くも数的不利に追い込まれ、同25分にはDFギジャモンとのワンツーからリーノに決められ、同点に追いつかれた。

 だが、その後はFWアレクサンデル・セルロートがゴール前で決定機を何度もつくるなど、数的不利でも譲らない展開。この日が復帰戦となった久保、MFダビド・シルバには出番が訪れなかったが、そのまま1-1で試合を締め、公式戦連敗を2でストップした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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