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ラージョに敗戦のレアル、クルトワ「僕たちは馬鹿げた失点をし過ぎている」「PK蹴り直しは僕のせいではなくカルバハルがPA内に入ったから」

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ラージョ戦後にコメントしたGKティボー・クルトワ

 レアル・マドリーは7日にラ・リーガ第13節、敵地バジェカスでのラージョ戦に臨み、2-3で敗れた。GKティボー・クルトワは試合後、今季チームが「馬鹿げたゴール」を決められ過ぎているとの見解を示している。

 開始5分にMFサンティ・コメサニャの先制点を許したレアルは、前半37分にMFルカ・モドリッチのPK、同41分にCKからのDFエデル・ミリトンのゴールで一時逆転するも、同44分にMFアルバロ・ガルシアにスコアをタイに戻されると、後半22分にPKからFWオスカル・トレホに決勝点を決められて今季ラ・リーガ初黒星を喫した。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたクルトワは、次のような感想を述べている。

「ラージョはとりわけホームで素晴らしいシーズンを過ごしている。難しい試合になることは分かっていたが、前半は本来あるべきレベルに達していなかった」

「今季の僕たちは馬鹿げたゴールを決められ過ぎていると思う。つまりはミスや試合に100%入っていないことで失点を許しているんだ。ここで2ゴールを決めたなら、勝つには十分なはずなんだけど、そうならない。その後にハンドでPKを献上し、PKを止めて、でもカルバがエリア内に入っていた。今日はあらゆることがちょっと悪かった」

 クルトワはラージョのトレホが蹴ったPKを一度ストップしたものの、蹴り直しが命じられた。クルトワがゴールラインより前に出ていた、またはDFダニエル・カルバハルがペナルティエリア内に入っていたためと推測されるが、クルトワによれば後者が理由であるようだ。

「自分のせいではないと理解している。あれはカルバが中に入ったからだ。自分のかかとは空中にあったが、それでもゴールライン上だった。VARはエリア内への侵入のためと言ったんだ。悲しいことだね。2本目のPKになれば、どうすべきか迷いが生じる。そうして僕は、真ん中か隅に蹴るかを考えながら横っ飛びをした」

 レアルはワールドカップによる中断を直前にして、バルセロナに首位の座を明け渡している。

「まあ、これだけ多くの試合をこなせば、いつかフィジカルがついてこなくなる。そのツケを払った格好だろう。ライプツィヒ戦の負けはまた違う理由があって、ジローナ戦のドローは運が悪くて、今日は相手の方が上回っていた。とにかく、木曜の試合(カディス戦)に勝って中断期間を迎えたい。バルセロナが勝ったとしても、ワールドカップ後に首位の座を取り戻せるさ」

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