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レバンドフスキ「ときには“勝つためにどうプレーするか?”ではなく、単純に“どう勝つか?”を考える必要がある」

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FWロベルト・レバンドフスキ

 バルセロナのFWロベルト・レバンドフスキは、自身の得点数よりもチームの勝利が何より大切であることを強調した。

 今季ラ・リーガ&チャンピオンズリーグで18得点、ラ・リーガだけでも13得点を記録するなど、バルセロナ加入シーズンにもその抜群の得点能力を遺憾なく発揮しているレバンドフスキ。しかし選手本人は、自分がゴールを決めることにそこまで執着していないようだ。

 スペイン『ムンド・デポルティボ』とのインタビューに応じたレバンドフスキは、3シーズン連続のゴールデンシュー(欧州得点王)を狙っているかどうかを問われて、次のように返答している。

「ハーランドはプレミアで18得点? そうしたことは考えていない。本当だ。ほかのリーグ、クラブとの比較もできないわけだしね。抱えている目標、また問題はそれぞれ異なっている。結局、重要なのは試合に勝つこと、タイトルを獲得することなんだ。もちろん自分の目標はゴールを決めてチームを助けることにあるけれど、ゴールを決めるためではなくチームのために働くことこそが何よりも大切なのさ」

「自分のことではなくチームを助けることを考えて仕事に取り組んでいる。自分の振る舞いによって、勝利を手助けできることは分かっている。僕が1〜2選手を引きつけられるときには、空いたスペースを味方に使ってもらえるようにしなきゃいけない」

 チャンピオンズリーグではグループステージで敗退したバルセロナ。レバンドフスキはその直後、スペイン『バングアルディア』とのインタビューで「ときには“勝つためにどうプレーするか?”ではなく“どう勝つか?”を考える必要がある」と発言し、プレースタイルや“美しいプレー”にこだわるシャビ・エルナンデス監督への忠告とも捉えられた。その真意はどこにあったのだろうか。


「チャンピオンズでは“勝つためにどうプレーするか?”と“どう勝つか?”が明確に分かっていないときがあった。でもラ・リーガではとてもうまくやれていると思う。このチームにはとても若い選手たちが揃っている。ここ数カ月間の経験は来季、または今季残りに役立つものになるだろう」

「もちろん、僕たちは“勝つために何をすべきか?”を理解しなければいけないときがある。何ゴールも決めて簡単に勝てる試合だってあるけど、そうではない悪い日だってあるんだ。そうしたときには勝つこと以外何も重要じゃない。ただ勝ち点3を持ち帰ることさえできればいいんだよ」

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