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レアル撃破を喜ぶビジャレアル指揮官「並外れた相手に並外れた試合をした」PKは「見ていない」

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ビジャレアルを率いるキケ・セティエン監督

[1.7 ラ・リーガ第16節 ビジャレアル 2-1 R・マドリー]

 ビジャレアルは7日、ラ・リーガ第16節でホームにレアル・マドリーを迎え、2-1で勝利を収めた。キケ・セティエン監督の記者会見でのコメントをスペイン『マルカ』が伝えている。

 首位バルセロナを追う2位レアルに対し、7位ビジャレアルは開始から積極的にプレッシャーをかけた。後半2分には敵陣で相手のパスを網にかけ、ボールを奪取。最後はMFジェレミ・ピノが決めて先制した。

 DFフアン・フォイスのハンドで与えたPKから、後半15分にFWカリム・ベンゼマのゴールで追い付かれたが、そのフォイスが逆にレアルのPK献上を誘発。ペナルティエリア内への縦パスが足を滑らせたDFダビド・アラバの手に当たる幸運な形だった。

 後半18分にFWジェラール・モレノがPKを沈めて2-1と勝ち越すと、そのまま逃げ切りに成功。公式戦の連勝を「6」に伸ばし、暫定5位に浮上した。

 セティエン監督は「私たちは並外れた相手に対して、並外れた試合をした」と満足そうに語り、ゲームを振り返っている。

「スタートからうまくいって相手陣内を支配し、チャンスを作ることができた。いくつかのチャンスを作られて苦しんだが、結果はどちらの意味でもポジティブだ」

「(相手を驚かせたハイプレスについて)この試合ではその点を強調した。マドリーに隙を見せると、もっと問題を起こしてくるからだ。私たちには素質があり、そのプレッシャーの中で効果的だった。ゲームに満足しているよ」

 また、物議を醸したPK判定については「私はペナルティを見ていない。テレビがある時にそれを見ることにする」と話すにとどめた。

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