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試合前のアクシデントに始まり、不運なOG、PK失敗…ベンゼマ不在のレアルがマジョルカに完封負け

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PKを失敗したFWマルコ・アセンシオ

[2.5 ラ・リーガ第20節 マジョルカ 1-0 R・マドリー]

 ラ・リーガ第20節が5日に行われ、2位レアル・マドリーはアウェーで10位マジョルカに0-1で敗れた。リーグ戦では4試合ぶりの黒星。同日にゲームを控える首位バルセロナとのポイント差を「5」から縮めることはできなかった。

 すでに離脱している主力選手に加え、ミッドウィークのバレンシア戦(○2-0)ではFWカリム・ベンゼマとDFエデル・ミリトンが負傷交代するなど、厳しい台所事情を強いられているレアル。今節は当初、GKティボー・クルトワをスタメン起用する予定だったが、試合直前になってGKアンドリー・ルニンに変更した。スペイン『アス』によると、ウォーミングアップ中にアクシデントがあったとみられる。

 試合中も嫌な流れは続き、前半13分に先制を許してしまう。マジョルカMFダニ・ロドリゲスが左サイドから右足でクロスを送ると、FWベダト・ムリキと競ったDFナチョ・フェルナンデスの頭に当たり、右のサイドネットに吸い込まれた。

 後半12分にはDFアントニオ・リュディガーのフィードからFWビニシウス・ジュニオールがペナルティエリア内に走り込み、GKプレドラグ・ライコビッチとの接触でPKを獲得。攻撃のリズムがつかめない中で絶好のチャンスだったが、同15分にキッカーのFWマルコ・アセンシオが左足でゴール右を狙ったシュートは、GKライコビッチに止められてしまった。

 レアルはベンチスタートだったMFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロースらを投入し、ボールを圧倒的に支配して攻め込む。しかし、エースのベンゼマを欠いた影響は大きく、ゴールを奪えないままタイムアップ。マジョルカが粘り強く守り抜き、ホームで金星を手にした。

 怪我人などの不安を抱えるレアルは今後、クラブW杯が開催されているモロッコに向かい、8日の準決勝でアルアハリと対戦する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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