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チアゴ・シウバがチェルシーの現状に警鐘「来季も同じ過ちを犯すことになる」

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DFチアゴ・シウバがオーナーにメッセージ

 チェルシーのDFチアゴ・シウバがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のベスト8敗退後、クラブの現状を危惧し、オーナーに対して新たな戦略を打ち出すよう訴えた。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 18日に行われた欧州CL準々決勝第2戦でチェルシーはレアル・マドリーに0-2で敗れ、2戦合計0-4で敗退。トッド・ベーリー氏が率いるクリアレイク・キャピタル・コンソーシアムの所有下での最初のシーズンを無冠で終えることになった。

 今季はすでにトーマス・トゥヘル氏、グレアム・ポッター氏が解任され、フランク・ランパード監督が暫定で指揮を執っている。T・シウバは安定感のなさがチェルシーの苦戦につながっていると指摘した。

「最初の一歩は踏み出したと思う。だが、それは正しくない一歩であり、『踏み出してしまった』という方が正しい」

「自分たちが責任を取らないのであれば、監督を責めることはできない。優柔不断なことが多くあり、クラブにとっては難しい時期なんだ」

「オーナーシップが変わり、新しい選手がやってきて……チームのサイズに合わなかったので、ロッカールームを広くしなければならなくなった」

「ポジティブな点は、チームに素晴らしい選手がいることだ。その一方で、不満を持つ選手も常に存在する。全員がプレーできるわけではないから、常に誰かが動揺しているはずだ。監督は、30人ほどのチームから11人しか選べないのだから」

「チームに入れない選手も出てくる。1月には8人の選手を獲得した。こういうことはやめる必要があるし、戦略を変えなければならない。そうしなければ、来季も同じ過ちを犯すことになる」

 チェルシーは現在、公式戦で4連敗を含む7試合未勝利。T・シウバは「みんな、監督を交代させることに口を出しすぎる。選手である僕らも責任を持たなければならないと思う」とチームメイトに対しても自覚を促し、「僕らは何が間違っていたのかを見つめ直し、変えていかなければならない」と語った。

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