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バルセロナのシャビ監督が語る今夏補強の最優先事項「まずそこを埋めてから他を考える」

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今夏の補強について語ったシャビ・エルナンデス監督

 バルセロナシャビ・エルナンデス監督が今夏の補強における最優先事項を挙げた。クラブの日本公式ツイッター(@fcbarcelona_jp)が記者会見でのコメントを伝えている。

 バルセロナは14日に敵地で行われたラ・リーガ第34節エスパニョール戦(○4-2)の結果により、4試合を残して2018-19シーズン以来4年ぶり27回目の優勝を決めた。20日にホームで迎えた第35節ソシエダ戦(●1-2)後には、ラ・リーガ制覇を祝うセレモニーを実施。今季限りで退団する主将MFセルヒオ・ブスケツがトロフィーを掲げ、バルセロナでのラストシーズンに華を添えた。

 現役時代にブスケツ、MFアンドレス・イニエスタ(神戸)とともに黄金の中盤トリオを形成したシャビ監督は、ブスケツが長年にわたって務めたアンカーの補強を最重要ポイントと考えているようだ。

「セルヒオのポジションは、第一のプライオリティだ。ブシ(ブスケツの愛称)がいなくなるんだ。来季、私たちはレベルの高い守備的MFが必要になる。それが現実だ。 私にとって、監督にとって、クラブにとって、キャプテンが、他と一線を画す選手がいなくなるんだ。まず、そこを埋めてから他のプライオリティを考える」

 一方で、ブスケツに代わるキャプテン候補には「チームには多くのリーダーがいる。テア・シュテーゲン、アラウホ、クンデは良いリーダーだし、ガビやペドリがキャプテンになることもできる。レバンドフスキはキャプテンマークを着けていなくても優れたリーダーだし、セルジ・ロベルトもそうだ。そこは心配していない」と自信を示した。

 ラ・リーガは残り3試合となり、バルセロナは23日の第36節でバジャドリーとのアウェーゲームに臨む。シャビ監督は「レアル・ソシエダとの試合の日も勝ちたかった。バジャドリー戦でも最高のイレブンで臨み、勝ち点3を手にしたい。そこに疑問の余地はない。明日は、バジャドリーに勝って、良い感触で終わりたい」と意気込みを語った。

今季限りで退団するMFセルヒオ・ブスケツ

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