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英紙が冨安健洋の“状況”を指摘「才能ある選手であることは間違いないが…」「来年の今頃、移籍させる可能性がある」

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DF冨安健洋

 2022-23シーズンのアーセナルは、19年ぶりのプレミアリーグ優勝に届かなかったものの、シーズンのほとんどを首位で過ごし、その存在感を示した。そうした中、イギリス『ミラー』が「アーセナルの記録的な移籍市場から2年」と特集。日本代表DF冨安健洋にも触れている。

 2019年の12月にアーセナルの指揮官に就任したアルテタ監督は、3シーズン目を迎える夏に大型補強。イングランド代表のGKアーロン・ラムズデールとDFベン・ホワイト、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアらを迎え、同シーズンを5位で終えると、今季は2位と躍進した。

 ウーデゴーアらと同タイミングで加入した冨安は、2シーズンを通じて公式戦54試合に出場。右サイドバックで主力としての地位を確立しつつも、負傷による離脱で指揮官を悩ませている。そうした状況に英紙は、「(冨安の)アーセナルでの2年間を分析するのは難しい」とし、次のように評価した。

「右サイドバックとして輝かしいデビューシーズンを送り、瞬く間にアーセナルファンの心を掴んだ。しかし、加入2年目の今季は期待を大きく裏切っている。その原因の多くはフィットネスの問題であり、冨安は何らかの怪我に邪魔されることなく、コンスタントに試合に出場することができていない」

「膝の手術からの回復を続けているため、来シーズンの開幕に間に合わない可能性が高い。才能ある選手であることは間違いないが、もし冨安が今シーズンのようにピッチよりも治療ベッドで過ごす時間が長いようであれば、アーセナルは来年の今頃、彼を移籍させる可能性がある」

 アーセナルは23-24シーズンの開幕戦でノッティンガム・フォレストと対戦予定。冨安は、8月12日のホーム戦までに復帰を果たしたいところだ。

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