アルイテファク(サウジアラビア1部)は3日、スティーブン・ジェラード氏が監督に就任することを発表した。2年契約となる。

　元イングランド代表のジェラード氏は現役引退後、古巣・リバプールでU-18チームの監督に就任。その後スコットランド1部のレンジャーズを指揮し、2021年11月からアストン・ビラでプレミアリーグの監督デビューを果たしている。しかし2年目の22-23シーズンは成績不振により昨年10月に解任され、以降は解説業などを務めて現場からは離れていた。

　ジェラード氏がアジアのクラブに所属するのは選手・指導者の両方でキャリア初。サウジアラビアリーグではFWクリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)が昨シーズンからプレーしていて、新シーズンよりFWカリム・ベンゼマ(アルイテハド)、MFエンゴロ・カンテ(アルイテハド)、MFマルセロ・ブロゾビッチ(アルナスル)、DFカリドゥ・クリバリ(アルヒラル)など多くのスター選手が加わることが決まっている。

　新たな挑戦を前にジェラード氏は早速クラブ公式ツイッターに登場し、アラビア語で「こんにちは。スティーブン・ジェラードです。アルイテファクの一員です」とメッセージを伝えている。

من الأسطورة شخصيًا ️

جيرارد يوجه رسالة خاصة لجماهير #الاتفاق ❤️#جيرارد_اتفاقي pic.twitter.com/ZcNunj4EtS

— نادي الاتفاق (@Ettifaq) July 3, 2023