イタリアサッカー連盟(FIGC)は13日、イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督の辞任を発表した。

　インテルやマンチェスター・C、ガラタサライなどを率いたマンチーニ氏は18年にイタリア代表監督に就任。37試合無敗と代表チームでの新記録を樹立するなど、驚異的な成績を残すとともに、EURO2020では同国を53年ぶりの欧州チャンピオンへと導いた。しかし、カタールW杯では欧州予選でまさかの敗退。辞任を求める声も挙がったが、26年までの契約を全うすることが発表されていた。

　FIGCによると、マンチーニ監督は12日夜に辞任の意思を伝え、承認されたという。そして13日に辞任が発表され、正式に代表監督の座を退くこととなった。

　イタリアの次戦は9月、EURO2024予選で北マケドニアとウクライナと対戦。FIGCは「数日以内に新たな代表監督を発表する予定だ」と説明している。