パリSGは15日、ブラジル代表FWネイマール(31)が退団し、サウジアラビアのアルヒラルと契約することが決まったと発表した。パリSGでは2017年夏の加入以来、公式戦173試合で118ゴールを記録していた。

　ネイマールは近年、右足首に慢性的な負傷を抱えており、カタールW杯も序盤戦は出場できず、今年3月には手術を受けた。その影響もあり、今夏のプレシーズンツアーでは日本シリーズに帯同しながらも3試合とも欠場。その後の韓国シリーズでは2ゴール1アシストの活躍を見せていたものの、12日に行われたリーグ・アン開幕節のロリアン戦はベンチ入りしていなかった。

　パリSGのナセル・アル・ケライフィCEOはクラブを通じて「世界最高の選手の一人であるネイマールのような素晴らしい選手に別れを告げるのはいつも難しい。彼がパリSGにやってきた日のこと、そしてこの6年間で彼が我々のクラブ、我々のプロジェクトに成し遂げてきた貢献は決して忘れない。我々は素晴らしい瞬間を過ごし、ネイマールはこれからも常に我々の歴史の大きな一部であり続ける。ネイマールと彼の家族に感謝したい。ネイマールの未来と次への挑戦が最高のものになることを願っている」とコメントしている。

---

●フランス・リーグアン2023-24特集