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イタリア3部で大規模な火災が発生…原因は敗れたサポーターの“発煙筒投げ込み”か

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投げ込まれた発煙筒が大規模火災の原因か

 今月行われたセリエC(イタリア3部)の開幕節・ターラント対フォッジャで大規模な火災が発生した。『スカイ・イタリア』などによると、0-2で敗れたアウェイ・フォッジャサポーターによる行為が原因とみられているようだ。

 現地メディアはフォッジャサポーターが位置する南側スタンドの角付近から火の手が上がったと伝えている。詳しい原因は調査中だが、敗戦に不満を持ったフォッジャサポーターが試合終了直後にピッチ周辺へ発煙筒を投げ込んだ結果、人工芝などに引火して燃え広がった可能性が高いとされている。現地ファンや各メディアは現場の状況をSNS上で発信しており、スタジアムが黒煙で覆われるほどの大規模な火災だったことが分かっている。

 なお、この火災による死者や負傷者はいないという。消防隊の懸命な作業で全焼は免れたものの、スタジアムはしばらく使用不可となる見通し。フォッジャは公式サイトを通じ、「ターラント及び地元政府と緊密な関係にある。調査によって火災の原因が明らかになり、放火があったと判明した場合は当事者が罰せられることを望む」と声明を発表している。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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