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「どこからともなく…」決勝点演出の冨安、アルテタ「左ウイングになってもらった」

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アーセナルDF冨安健洋

 アーセナル日本代表DF冨安健洋が鮮やかなポストプレーで決勝点を演出した。

 8日に行われたプレミアリーグ第8節でマンチェスター・Cをホームに迎えたアーセナル。ベンチスタートとなった冨安は0-0のまま迎えた後半30分にピッチへと送り込まれると、41分に決勝点をお膳立てする。

 自陣からMFトーマス・パーティが送ったロングフィードに走り込むと、ヘディングで中央へ。ボールを受けたMFカイ・ハバーツが落とすと、反応したFWガブリエル・マルティネッリが右足のシュート。DFナタン・アケに当たってコースが変わったボールがゴールマウスに吸い込まれ、値千金のゴールが生まれた。

 このゴールが決勝点となり、アーセナルは1-0の完封勝利。クラブ公式ウェブサイトによると、試合後に冨安がゴールに絡んだことを問われたミケル・アルテタ監督は「最初、『彼らは(ジェレミー・)ドクをあそこに置いたぞ』とトミに話した」ことを明かしている。

 後半23分にピッチへと送り込まれていたドクは、投入直後は右サイドにポジションをとったものの、28分には左へとポジションを移していた。

「ただ、ドクがサイドを替えたから、すぐに変更を加え、トミにGKを追い掛ける左ウイングになってもらった。サブ組は素晴らしかったよ。彼らはゴールに絡み、チームにフィジカル、エネルギー、クオリティをもたらしてくれた」。冨安だけでなく、パーティ、ハバーツ、マルティネッリと全員が得点に絡んだ途中出場組に賛辞を贈っている。

 また、英『フットボールロンドン』は冨安に採点「7」をつけ、「ディフェンシブサードで試合を終わらせるために投入されたが、マルティネッリの決勝点を生み出すためにどこからともなく走ってきて、ファイナルサードで違いを生み出した」と評価している。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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