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ゲルト・ミュラー賞を獲得したハーランドに海外紙「驚くべき快挙だ」

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ゲルト・ミュラー賞を手にしたFWアーリング・ハーランド

 ゲルト・ミュラー・トロフィーを獲得したマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドをスペイン『アス』が称賛している。

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が主催するバロンドールの授賞式が30日にパリで行われ、アルゼンチン代表をカタールW杯優勝に導いたインテル・マイアミのFWリオネル・メッシが自身の史上最多記録を更新する2年ぶり8度目の受賞を果たした。

 ハーランドは惜しくも2位となり、3位はパリSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペ。2022-23シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)初制覇を含む3冠達成に貢献したハーランドはバロンドール初受賞こそ逃したが、クラブと代表で計56ゴールを挙げ、シーズン最多得点を記録した選手に贈られるゲルト・ミュラー・トロフィーを手にした。

 スペイン『アス』は「フランス・フットボール主催のこの賞は、マンチェスター・シティとの3冠達成を含む、歴史的なシーズンを過ごしたハーランドを称えるものである」と言及。「マンチェスター・シティとノルウェー代表の両方で57試合に出場し、56ゴールを挙げたことが受賞を決定的にした。2022年のトロフィー保持者であるロベルト・レバンドフスキの後を継ぎ、ノルウェー人選手として初めてこの名誉ある祭典で賞を獲得した。人口わずか500万人、サッカーが主流のスポーツとはほど遠いノルウェーにとって、これは驚くべき快挙である」と指摘した。

 また、ムバッペについては「クラブでのインパクトが限定的だったため、ハーランドをトップの座から追い落とすことはできなかった。ワールドカップ決勝でハットトリックを達成し、歴史に名を刻んだムバッペだが、決勝のアルゼンチン戦の敗戦と、チャンピオンズリーグのラウンド16のバイエルン戦での劇的な敗退により、フランス・フットボール主催のどの賞にも選出される余地はなかった」と見解を示している。

 ハーランドは受賞にあたり、「クラブ、スタッフ、そして家族のおかげで今の自分がある」と感謝のコメント。同紙は「ハーランドにとっては、長く輝かしいキャリアになることが約束された重要な一歩」と今後に期待を寄せた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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