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スペイン審判委がここまでのレフェリングを総括「非常に満足している」R・マドリーには苦言も

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CTAが今季のレフェリングを振り返った

 スペインの審判技術委員会(CTA)は22日、今シーズンのラ・リーガが3分の1を終えたことを受けてメディアブリーフィングを実施した。『マルカ』や『ムンド・デポルティーボ』などが伝えている。

 CTA委員長のルイス・メディナ・カンタレホ氏は、ここまでのレフェリングについて「非常に満足している」と総括。特にPKに関する判定に満足しているようで、「ペナルティーエリア内での軽い接触については笛を吹かないという基準がしっかりと適用されている」と振り返った。VARの介入によるものではなく、主審が正しく判定できている傾向にある点も評価した。

 また、論争を巻き起こすことの多いハンドの反則については、「問題になっていると指摘する人は試合を見ていない」とコメントし、批判を一蹴した。解釈の幅があるなかで大きな判定ミスは2部で2回、1部では1回だけだと伝えている。

 数日前には各クラブの監督とミーティングを行ったという。話し合いの結果、チームスタッフが興奮状態でない場合、試合終了後に審判員から判定の説明を受けることができるようにする点で合意に至ったようだ。

 一方、CTAはレアル・マドリーに対して苦言を呈している。R・マドリーは試合前にクラブ公式チャンネルで主審を批判的に紹介することでたびたび話題に。カンタレホ会長はそうした状況について、「試合前にプレッシャーをかけることはスペインサッカー界にとって好ましいことではない」と述べ、是正を要求。フロレンティーノ・ペレス会長が指摘したオフサイドラインの生成基準についても、「YouTubeに説明する映像が投稿されている」とコメントした。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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