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英協会がマンCを告発…トッテナム戦終盤の“アドバンテージ”巡って選手が猛抗議

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猛抗議するFWアーリング・ハーランド

 イングランドサッカー協会(FA)は4日、マンチェスター・シティがプレミアリーグ第14節トッテナム戦で選手のコントロールを怠ったとして、告発の手続きを行ったようだ。イギリス『BBC』などが報じている。

 処分の対象となったのは3-3で迎えた後半アディショナルタイム5分に起きた出来事。マンチェスター・Cは中盤に下がったFWアーリング・ハーランドが相手に倒されながらも前進に配球し、これにFWジャック・グリーリッシュが抜け出したが、サイモン・フーパー主審はハーランドがファウルを受けたとしてホイッスルを吹いた。

 ハーランドは確かにファウルを受けていたが、マンチェスター・Cのチャンスにつながっていたため、本来であればアドバンテージが適用され、プレーが流されるべきだった場面。実際、フーパー主審はハーランドが一度倒れた時点ではプレーオンのジェスチャーを行っていたが、グリーリッシュが抜け出したタイミングで笛を吹いていた。

 これに対し、マンチェスター・Cの選手たちはフーパー主審を取り囲んで猛抗議。試合は3-3のまま終わったが、試合後にハーランドがSNS上でも不満を露わにするという事態に発展していた。

 FAはそうしたマンチェスター・Cの選手たちに行為を告発した模様。BBCなどによると、選手たちの振る舞いは「不適切な、攻撃的な、暴力的な、脅迫的な、虐待的な、猥褻な、侮辱的または挑発的な行動」を防止するための規定に違反していたとして、選手たちをコントロールできなかったクラブに責任を求めているようだ。

 一方、FAの告発はクラブ相手にとどまり、ハーランドら選手には及ばない様子。クラブは7日までに回答を求められているという。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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