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ジローナに2-4で敗れて4位後退…バルセロナ、試合評価でシャビ監督とデコSDの意見が分かれる

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スポーツディレクターのデコ氏

 バルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏が、ジローナ戦の敗北についてシャビ・エルナンデス監督の評価に異論を唱えた。イギリス『90min』が伝えている。

 ラ・リーガ3位につけていたバルセロナは10日、ホームでのラ・リーガ第16節で2位ジローナと対戦。ゲームを支配して相手の倍以上のシュート数を記録したが、守備の隙を突かれ、2-4で敗れた。この結果、ジローナがレアル・マドリーを抜いて首位に浮上。バルセロナは勝ち点7差の4位に後退してしまった。

 シャビ監督は試合後、「バルサにとって悪い試合ではなかった」とコメント。前向きな総括を行っている。

「昨年も手痛い教訓を得たが、2つのタイトルを獲得した。今はチームを再建しているところだ。その過程ではこういうこともある。一歩下がって二歩進むというやつだ」

「でも、それがフットボールなんだ。ディフェンスに力がない時は、とても厳しいダメージを受ける。ジローナは素晴らしいチームだ。我々は悪いサッカーをしたわけではない。力強さを欠いたことで、消化するのが難しい大敗を喫してしまったが、立ち上がるしかない」

 一方、デコ氏は『DAZN』で「いい試合ができていない。力強さがなかった」とゲームを総括。「スタートは良かったと思う。(ジローナは)完全に流れに乗っている。互角だったが、試合に勝つには力不足だった。彼らは力強く、何を狙ってくるか明確だったし、クオリティーも高い。努力はしたが、結果を得ることはできなかった」と、シャビ監督に比べて厳しめの評価を下した。

 同メディアは「ジローナ戦の敗戦について、シャビ監督とディレクターで意見が分かれる」「デコはシャビの評価に同意していないようだ」とレポートしている。

 バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でグループリーグ突破を決めている中、13日の最終節でアントワープとのアウェー戦に臨む。ラ・リーガ第17節は中2日で16日に開催され、敵地でバレンシアと戦う。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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