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プレミアリーグで歴史的一歩…史上初の女性主審が堂々判定「論争なし」「彼女を祝福したい」

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レベッカ・ウェルシュ主審が先頭に立ってピッチへ

 今月23日に行われたフルハムバーンリーではプレミアリーグ史上初めて、女性の主審が試合をさばいた。

 これまで女性審判員が副審など他の役割を担当した試合こそあったものの、主審の割り当てを受けることはなく、今月14日にレベッカ・ウェルシュ氏の主審担当が明らかになると、現地メディアは一斉に報じて「歴史的な一戦になる」との見解を示していた。

 大きな注目が集まるなか、ウェルシュ主審は堂々としたレフェリングを披露した。英メディア『ガーディアン』は「(判定に関する)論争がなかった」と題し、女性主審のデビュー戦であることさえ忘れるほど目立たなかったことを伝えている。審判員が目立つときは不安定なレフェリングの場合が多いため、「これ以上の褒め言葉はない」と称賛している。

 またバーンリーのビンセント・コンパニ監督は試合後、「大きな出来事だから彼女を祝福したい」と称え、「この出来事の一部になることができて嬉しい」とコメント。敗れたフラムのマルコ・シウバ監督も「普通のパフォーマンス」と言及するにとどめつつ、敗戦の原因としてチームの出来を嘆き、判定への不満は示さなかった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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