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山根視来がMLSデビュー戦でメッシやスアレスらと激突!! グラミー賞審査員が主審を務める異例マッチに

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DF山根視来のMLSデビュー戦は主審にも注目が集まった

 LAギャラクシーのDF山根視来が25日、メジャー・リーグ・サッカー(MLS/北米1部)デビューを果たした。

 山根は今年1月に川崎フロンターレから完全移籍することが決定。初の海外挑戦としてDF吉田麻也が所属するLAギャラクシーに加わった。開幕節でさっそく右サイドバックとして先発起用されると相手DFジョルディ・アルバと対峙することに。FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、MFセルヒオ・ブスケツら豪華スター選手との対戦は後半アディショナルタイムにメッシに決められて1-1のドロー決着も、フル出場となった。

 MLSでは審判員が待遇の改善を求めてストライキを行っており、海外や下部リーグから緊急招集された審判員が試合をさばいている。この試合では昨年から北米3部相当のリーグ戦を担当しているガブリエレ・チャンピ主審が割り当てられた。審判員として駆け出しのチャンピ主審には選手がフラストレーションを溜めるようなシーンも多く見られたほか、終了間際には時計に注目してしまい、カウンター攻撃に大きく遅れる場面も。試合終了後にはメッシが主審に近づいて不満の意を示していた。

 ただチャンピ主審にはもう一つの“顔”がある。オーケストラの指揮者を務める音楽家として活動しており、『TyCスポーツ』などによるとローマ法王やバラク・オバマ元米大統領の前でパフォーマンスしたこともあるという。さらには音楽界の最高峰・グラミー賞の審査員も務めているようだ。日本でも多くの審判員が兼業しているが、これほど他業種で実績のあるレフェリーは世界的にもかなり珍しく、かえってMLSの審判員不足を露呈する割り当てとなった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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