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ドイツ代表新ユニに思わぬ落とし穴…“背番号44”での注文を禁止する方針と現地報道

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4番の販売は今後も継続

 ドイツサッカー連盟(DFB)は3月、ドイツ代表がEURO2024で着用するユニフォームを発表した。同月の国際親善試合で早速着用されたが、予想外の問題が発生しているという。『ビルト』の情報をもとに『フォークス』などの現地メディアらが伝えている。

 ドイツは27年より自国のアディダス製ユニフォームからナイキ製のユニフォームに変更することが決まっている。自国ブランドのユニフォームを用いる主要大会が少なくなってきたが、今回発表された新ユニフォームのフォントに思わぬ落とし穴があった。

 新たに使用する数字フォントで、「4」を示す文字がナチス親衛隊を示す「SS」のロゴに用いられる文字と似ていることがわかった。ナチスに関するロゴなどを示すことは御法度で、誤解を招くような文字も用いるべきではない。

 ドイツメディアによると、この問題を認識したアディダスはドイツ代表に関して、ファンが44番のユニフォームを注文できないように修正する予定だという。もっとも代表戦では1番から順番に背番号を埋めていくため選手が44番を着用することはなく、ファンがユニフォームを購入する際の選択肢として44番を消すことで解決する模様。なお、すでにネームオプションとして「ヒトラー」などと注文することはできないようになっているようだ。

●EURO2024予選特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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