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リバプールが痛恨の敗戦…クリスタル・パレスゴールこじ開けられず、アンフィールドで公式戦2連敗

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リバプールが痛恨の敗戦

[4.14 プレミアリーグ第33節 リバプール 0-1 クリスタル・パレス]

 プレミアリーグは14日、第33節を開催し、日本代表MF遠藤航が所属するリバプールクリスタル・パレスをホームに迎え、0-1の完封負けを喫した。勝ち点71から上積みをできず、暫定首位のマンチェスター・Cとの勝ち点差は2となった。遠藤は先発出場したが前半のみで交代している。

 前日にマンチェスター・Cがルートン・タウンに5-1で大勝して勝ち点を73まで伸ばしており、勝ち点71のリバプールにとっては確実に勝ち点3を上積みしたい一戦。しかし、前半14分にクリスタル・パレスに先制点を献上してしまう。左サイドから送ったDFタイリック・ミッチェルの折り返しをゴール前でフリーになったMFエベレチ・エゼに蹴り込まれ、スコアを0-1とされた。

 さらに17分には2失点目の危機を迎える。エゼのスルーパスを処理しようとしたDFフィルヒル・ファン・ダイクが転倒。抜け出したFWジャン・フィリップ・マテタに独走を許し、PA内まで持ち込まれると、距離を詰めたGKアリソン・ベッカーをあざ笑うかのようなチップキックでゴールを狙われる。ボールは無人のゴールに流れ込むかと思われたが、カバーに入ったDFアンドリュー・ロバートソンがライン上でかき出して失点を免れた。

 1点のビハインドを背負うリバプールは27分、CKの混戦から遠藤が至近距離から狙うも、シュートはクロスバーを叩いてしまう。さらに29分、左サイドからロバートソンが送ったクロスにFWルイス・ディアスがダイナミックに合わせたジャンピングボレーは、GKディーン・ヘンダーソンに左手1本で阻まれてしまった。

 0-1のまま後半を迎えると、リバプールは遠藤に代えてMFドミニク・ショボスライを投入。開始早々の3分にはアクシデントが襲い、負傷したDFコナー・ブラッドリーがプレー続行不可能と判断され、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドがピッチへと送り込まれた。

 10分にはCKの流れからFWダルウィン・ヌニェスが決定機を迎えるが、至近距離から放った強烈なボレーはヘンダーソンにストップされる。21分にはヌニェスとL・ディアスに代え、FWディオゴ・ジョタとFWコーディ・ガクポを投入して状況を打開しようと試みる。

 押し込む時間帯が続き、攻勢を強めるリバプールは28分、ショボスライのパスからジョタが決定機もシュートは相手選手にブロックされてネットを揺らすには至らず。30分にはカウンターからMFカーティス・ジョーンズがGKとの1対1を迎えるが、シュートは枠を捉え切れなかった。

 その後も圧力をかけ続けたリバプールだったが、最後までクリスタル・パレスゴールをこじ開けられずに0-1の完封負け。11日のヨーロッパリーグ準々決勝第1戦でアタランタに0-3で敗れており、ホーム・アンフィールドで公式戦2連敗を喫することとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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