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3-0から追い付かれたマンU、苦しみながらもFA杯決勝へ…テン・ハフ監督「複雑な心境であることは確か」

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マンチェスター・ユナイテッドエリック・テン・ハフ監督

 苦しみながらも決勝の舞台へとたどり着いた。マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督は「今日はなんとか逃げ切った」と心境を吐露した。『ESPN』が伝えている。

 21日に開催されたFA杯準決勝で2部のコベントリーと対戦したマンチェスター・U。前半23分にMFスコット・マクトミネイの得点で先制すると、45+1分にDFハリー・マグワイア、後半13分にMFブルーノ・フェルナンデスが加点して3点のリードに成功した。

 勝敗は決したかと思われたが、ここからコベントリーの猛反撃に遭う。26分、34分に失点して1点差に詰め寄られると、アディショナルタイムにはPKを献上。これをFWハジ・ライトに沈められ、土壇場で3-3に追い付かれてしまう。

 延長戦もゴールを脅かされる場面を作り出されると、延長後半アディショナルタイムにはコベントリーにネットを揺らされてしまう。しかし、VARが介入した結果、オフサイドの判定でノーゴールになると、迎えたPK戦を4-2で制し、苦しみながらも決勝へと駒を進めた。

 楽勝ムードが一転し、大苦戦を強いられながらも手にした決勝行きの切符。テン・ハフ監督は「複雑な心境であることは確かだ」と話しつつ、「しかし、2年間でFA杯決勝に2度進出できたことは大きな成果だ。試合を支配し、3-0とリードしていたのだから勝つべきだった」と続けている。

「70分から最後までミスが続いた。何度かお互いに失望させられたが、今日は何とか逃げ切った。(選手たちに)複雑な思いがあることは理解している。試合中、相手を勢い付かせてしまったのは、まったく不必要なことだった」

 なお、決勝では2年連続でマンチェスター・Cと激突。ダービーによる大一番は、5月25日にウェンブリーで開催される。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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