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ベッカム、ナイフ犯罪撲滅へ

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 LAギャラクシー(米MLS)MFデイビッド・ベッカムを含むイングランド代表の人気選手が18日、スミス英内相とともに記者会見し、続発する少年のナイフ犯罪撲滅を訴えた。

 19日のサンケイスポーツによると、6月からナイフ犯罪撲滅キャンペーンを開始した英政府は、イングランドとウェールズの両地方の犯罪多発地域10ヵ所で5万5000人を職務質問し、2500人以上を逮捕、ナイフ1600本を押収したとのこと。
 ベッカムは記者会見で、プロチームとの契約が決まっていた友人の弟が13歳のときに路上で見かけたけんかを止めようとしてナイフで背中を刺され、重度の障害を負った話を紹介し「悲劇を繰り返すのはやめよう」と若者たちに呼びかけたという。

 イギリスではここ数日、若者によるナイフを使用した殺人事件が続発。少年が護身用にナイフを持ち歩くことが増え、ナイフを通さない『防刃学生服』までもが登場する事態となっている。

(文 宝田雅樹)

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