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元大分ドドがドーピング違反で1年超の資格停止

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 元大分所属で現在はブラジルのフルミネンセに所属するドドが11日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)より、ドーピング違反により09年11月まで資格停止処分を科す裁定を下された、と12日付毎日新聞が報じている。この裁定は、FIFAと世界反ドーピング機関(WADA)の訴えを支持したものとしている。

 同紙によると、ドドはボタフォゴに所属していた昨年6月、ブラジル選手権のバスコ・ダ・ガマ戦で 受けたドーピング検査で興奮剤アンフェタミンの陽性反応を示し、ブラジルのスポーツ高等裁判所から120日間の出場停止処分を受けていたという。その後、「通常使用しているカフェインカプセルが汚染されていたため」 などの不服申し立てが認められ、処分が撤回されたが、FIFAとWADAは昨年9月にWADAの規定に沿って2年間の資格停止に処するようCASに提訴していた。

 このFIFAとWADAの提訴に対して、CASは特に処分を軽減する理由はないと判断。処分が開始されるべき昨年12月にさかのぼった 2年間の資格停止が適当との裁定を下した。この間、ドドはフルミネンセの選手としてリベルタ・ドーレス杯などで元浦和のワシントンや元仙台のチアゴ・ネービス(現ハンブルガーSV)らとともに試合に出場していたが、これまでの期間のチームの記録は認められれるという。

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