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バルサがラキティッチ獲得狙う

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 EURO2008の活躍から夏の移籍市場では、チェルシー(イングランド)、ユベントス、インテル(イタリア)などへの移籍が噂されたクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ。ここへきて、今度はバルセロナ(スペイン)のグアルディオラ監督が密かに彼にコンタクトを取っているとドイツで報じられている。
 10日付けドイツ・ビルド紙は、「バルサがラキティッチに18億円の移籍金の準備している」と見出しをつけ、以下のように報じたのだ。
 バルサ側はこの冬休みにも、ラキティッチを完全移籍のかたちで獲得する準備ができている。バルサのグアルディオラ監督も「私は彼のファンだよ。彼はすばらしい可能性を持っている。でも今のところそれを開花させることができていない。ここへ来れば、我々は彼をトップクラスの選手へ成長できると確信している」とコメント。
 これに対して、現所属のシャルケ04側は公式なコメントは出していない。同チームのマーティン・ヨル監督も「その件については何も聞いていないよ」と発言するにとどまっている。
 今現在ブンデスリーガでは、勝ち点12の5位につけ、まだまだ優勝を狙える位置にいるシャルケ04。しかし、ラキティッチを失うと中盤での組み立てに問題が発生してしまうことは明確。
今後の彼らの動向に注目したい。

(文 福岡正高)

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