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痛い…負傷交代の佐々木、二川がマンU戦欠場へ

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[12.14 クラブW杯(FCWC)準々決勝 アデレード0-1G大阪 豊田]

 18日の準決勝・マンチェスターU戦(横浜)を前に、思わぬアクシデントがガンバ大阪を襲った。前半20分にMF佐々木勇人が股関節を痛めて負傷交代したのに続き、後半39分にはMF二川孝広もひざを痛め、ピッチを去った。主力MF2人を襲った負傷トラブル。西野朗監督は「2人は今日大阪に帰す。明日朝の診断によるが、代えなきゃいけない状況だと思う」と、2人のマンU戦欠場を示唆した。

 佐々木は「最初にファウルされたときに変な音がした。ちょっとやってみて、ダメなら交代してもらおうと思っていたけど、シュートを打ったときにもうダメだと思った。歩くのも痛い」と声を落とし、二川は松葉杖をついてミックスゾーンを無言で通り抜けた。「今はまったくプランできない」と指揮官も苦虫をかみつぶす。ベストメンバーでマンUに挑みたかったが、まさかのアクシデントで大きな戦力ダウンを余儀なくされた。

 それでもMF遠藤保仁は「バックアップの選手はやってやろうという気持ちでいると思うし、僕らも2人の分まで頑張らなきゃいけない」と力を込めた。勝利の代償はあまりにも大きかったが、こうした逆境でこそチームが一丸となり、世界最強の相手に立ち向かうしかない。

<写真>G大阪MF二川
(取材・文 西山紘平)

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