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アルシャフィン、リバプールから圧巻の4ゴール

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 今冬、ロシアのゼニトからイングランド・プレミアリーグのアーセナルに移籍したアンドレイ・アルシャフィンが爆発した。

 21日に行われたリーグ第33節のリバプール対アーセナル戦。試合は4-4ドローに終わったが、アーセナルの4ゴールはすべてアルシャフィンがたたき出した。

 1点目は36分。セスク・ファブレガスの折り返しにニアで合わせたアルシャフィンのシュートはクロスバー下に突き刺さる。1-2からの67分にはリバプールDFアルバロ・アルベロアの隙をついてボールを奪い、放ったミドルシュートがゴール右ネットに決まって2点目。直後の70分にはファビオ・アウレリオの中途半端なクリアボールをPA内で奪うと、ワントラップからのシュートでゴールを決めてハットトリック達成。さらに3-3となった後半ロスタイムにはセオ・ウォルコットのカウンターに合わせ、自陣から中央を独走。ウォルコットからのボールを受けるとワントラップからの左足シュートで4点目を決め、4-3とした。しかし直後に追いつかれ、試合はアルシャフィンの獅子奮迅の活躍むなしく4-4のドローに終わった。

 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督以下のように表したとクラブ公式サイトが伝えている。
「アルシャビンは全ての偉大な選手達がそうであるように、彼はどのポジションでもプレーする事が出来る。彼は今夜4つものゴールを決めたが、あれは素晴らしいコンビネーションプレーの結果だ。彼はトリッキーで、バックリフトも出来るし、そこが相手にとっては非常に厄介になる」
「それは、彼が素晴らしい左脚を持っていることを示してるし、冷静に自信を持ってゴールを決めている事にも繋がっているんだろう。私は長い間この仕事をしているが、今日のようなトップクオリティの試合で4点も決めた選手はそういないよ。彼がここまで得点するとは予想していなかった。彼はここ7試合で 7得点だからね」

<写真>リバプール相手に4得点。お決まりのゴールパフォーマンスを見せたアルシャフィンだったが試合に勝つことはできなかった

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