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テベスに惜しみない拍手。「別れはつらいけど……」

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 イングランド・プレミアリーグは16日、第37節のマンチェスター・U対アーセナルの一戦が行われ0-0のドローに終わった。この結果、勝ち点1を獲得したマンUがプレミア3連覇を達成した。

 この試合、ここまでベンチスタートも多かったアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが先発。ゴールなく67分にはパク・チソンとの交代でピッチを下がったが、ホームの観衆からは盛大な拍手で送り出された。

 SKY SPORTS公式サイトによると、テベスは試合後、優勝を喜ぶとともに「別れはつらいけど、たぶん、これでさよならだろう」と話したという。

 チームは優勝したが、テベスは出場機会の少なさに不満を持っており、先日も「出場機会が得られなければ今季限りで去ると思う」と語っていた。テベスの退団は確実と見られており、すでにトッテナムをはじめとした他クラブが興味を示している。
 リーグはまだ最終節を残しているがマンUのホーム最終戦はこの試合であったために、テベスにとって、また、テベスを愛するマンUファンにとっては今日が“最後の舞台”となったようだ。そのことを知っているファンたちは「WE LOVE TEVES」などと大書した旗を持って会場に駆けつけ、盛大な拍手で、スタンディングオベーションで彼の活躍に応えた。

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