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試合中ネコを助けてイエローカード

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 クロアチア1部リーグの試合で、世にもめずらしい理由で選手にイエローカードが提示された。

 BBCスポーツが報じたところによると、21日にクロアチアの首都ザグレブで行われたシベニク対メジムリエ戦の前半20分、メジムリエのGKイワン・バノビッチがイエローカードを提示された。

 報道によると、理由は以下の通りだった。バノビッチはゴール付近にいた1匹のネコを抱え上げると、ゴールからは数十メートル離れたスコアボード付近へとネコを避難させた。ピッチの近くにいては危険だと判断したのだろうか。
 しかしゴール前に戻ってくると……主審からイエローカードを提示されたという。記事によると、審判の許可なくピッチを離れたための警告だという。
 サポーターからはこのジャッジに審判へのブーイングが起きたという。しかし規則は規則。GKが前もって主審に一言言えばよかったのか、主審が注意だけにとどめればよかったのか……難しい問題だ。

 なお、試合はシベニクが1-0で勝利した。ちなみにシベニクはこの勝利でリーグ2位となり、首位のディナモ・ザグレブを追走。負けたメジムリエは12位となっており、勝敗結果はある意味で順当なもの。GKへのイエローカードが結果を左右した、ということはなさそうだ。

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